内田也哉子謝辞(弔辞)全文は?英語の意味がかっこよすぎる!と話題です。肺炎のため3月17日に79歳で亡くなった内田裕也さんのお別れ会が4月3日に行われ、そこで娘・内田也哉子さんが述べた謝辞(弔辞)が大きな反響を呼んでいますよね。そこで今回は、内田也哉子謝辞(弔辞)全文は?英語の意味がかっこよすぎる!という話題について徹底的に調べてみました!ぜひ最後までご覧くださいね。
クリックできる目次
内田也哉子の謝辞(弔辞)全文は?
内田也哉子さんの父でありロック歌手の内田裕也さんのお別れ会「内田裕也 Rock’n Roll葬」が、2019年4月3日に東京・青山葬儀場にて営まれました。
青山葬祭場の前を通ったら、内田裕也さんのお別れ会をやってた。
たくさんの人が来てました。
晴天で良かった。
# バイク #内田裕也 pic.twitter.com/mvxMlpkbzg— ファイヤーさん (@Fire_Imamura) April 3, 2019
内田裕也さんが肺炎のため79歳で亡くなられたのが3月17日。
妻である樹木希林さんが天国へ旅立ってからわずか半年後のことでしたよね。
この内田裕也さんのお別れ会には
・堺正章さん
・崔洋一監督
・秋元康さん
・歌手のAIさん
・ロックミュージシャンの鮎川誠さん
など、親交があった業界関係者やファン約1700人が参列。
親交の深かった堺正章さんや崔洋一監督らが弔辞を、そして歌手のAIさんが献歌をささげました。
内田裕也さんのお別れ会、歌う場面が出てくるまで、人工知能(AI)が献歌するのもロケンロールだな、と空目。
ゴメンなさいAIさん(´•̥﹏•̥`) pic.twitter.com/hSFIMxSXZx— ゑ。 (@mowe_jp) April 3, 2019
その中で、喪主を務めた娘の内田也哉子さんがお別れ会の最後に述べた謝辞(弔辞)が非常に大きな反響を呼んでいます。
そんな謝辞(弔辞)全文がコチラ。
本日はお忙しいところ父・内田裕也のロックンロール葬にご参列いただきまして、誠にありがとうございます。親族代表としてご挨拶をさせていただきます。
私は正直、父をあまりよく知りません。
”わかりえない”という言葉の方が正確かもしれません。
けれどそれは、ここまで共に過ごした時間の合計が数週間にも満たないからというだけではなく、生前母が口にしたように
「こんなに分かりにくくて、こんなに分かりやすい人はいない。世の中の矛盾を全て表しているのが内田裕也」
ということが根本にあるように思います。
私の知りうる裕也はいつ噴火するか分からない火山であり、それと同時に溶岩の間で物ともせずに咲いた野花のように、清々しく無垢な存在でもありました。
率直に言えば、父が息を引き取り、冷たくなり、棺に入れられ、熱い炎で焼かれ、ひからびた骨と化してもなお、私の心は涙でにじむことさえ戸惑っていました。
きっと実感のない父と娘の物語が、始まりにも気付かないうちに幕を閉じたからでしょう。
けれども今日この瞬間、目の前に広がるこの光景は私にとっては単なるセレモニーではありません。
裕也を見届けようと集まられたおひとりおひとりが持つ父との交感の真実が目に見えぬ巨大な気配と化し、この会場を埋め尽くしほとばしっています。
父親という概念には到底おさまりきれなかった内田裕也という人間が、叫び・交わり・かみつき・歓喜し・転び・沈黙し・また転がり続けた震動を皆さんは確かに感じとっていた。
「これ以上、お前は何が知りたいんだ。」
きっと、父はそう言うでしょう。
そして自問します。
私が父から教わったことは何だったのか?
それは多分、大げさに言えば”生きとし生けるものへの畏敬の念”かもしれません。
彼は破天荒で時に手に負えない人だったけど、ズルい奴ではなかったこと。
地位も名誉もないけれど、どんな嵐の中でも駆けつけてくれる友だけはいる。
「これ以上、生きる上で何を望むんだ。」
そう聞こえています。
母は晩年、「自分は妻として名ばかりで、夫に何もしてこなかった」と申し訳なさそうにつぶやくことがありました。
「こんな自分に捕まっちゃったばかりに…」と遠い目をして言うのです。
そして半世紀近い婚姻関係の中、折々にに入れ替わる父の恋人たちにあらゆる形で感謝をしてきました。
私はそんなきれい事を言う母が嫌いでしたが、彼女はとんでもなく本気でした。
まるで、はなから”夫は自分のもの”という概念がなかったかのように。
もちろん、人は生まれ持って誰のものではなく個人です。
れっきとした世間の道理は承知していても、何かの縁で出会い、夫婦の取り決めを交わしただけで、互いの一切合切の責任を取り合うというのもどこか腑に落ちません。
けれども、真実は母がそのあり方を自由意思で選んでいたのです。
そして父も、1人の女性にとらわれず心身共に自由な独立を選んだのです。
2人を取り巻く周囲にこれまで多大な迷惑をかけたことを謝罪しつつ、今更ですが、このある種の”カオス”を私は受け入れることにしました。
まるで蜃気楼のように、でも確かに存在した2人。
私という2人の証がここに立ち、また2人の遺伝子は次の時代へと流転していく。
この自然の摂理に包まれたカオスも、なかなか面白いものです。
79年という長い間、父が本当にお世話になりました。
最後は、彼らしく送りたいと思います。
Fuckin’ Yuya Uchida,
don’t rest in peace just Rock’nRoll !!
いかがですか?
まるで詩を読んでいるかのような美しくユーモアのある言葉選び、文才、センスに惹きつけられますよね。
では、この謝辞(弔辞)の中で最も反響の大きかった最後の英文についても詳しくみていきましょう。
内田也哉子謝辞(弔辞)の英語の意味は?
内田也哉子さんの謝辞(弔辞)は、先述した通り最後に内田裕也さんに向けた英語の文章で締められています。
この英文の意味はコチラ。
内田裕也のくそったれdon’t rest in peace
安らかに眠るなjust Rock’nRoll !!
ロックンロールであれ!!
@yukawareiko 4月3日は、内田裕也さんのお別れ会がありました。彼らしい、ロックンロール葬で、娘さんは、挨拶で、「内田裕也のくそったれ、安らかに眠るな,ロックンロール」と、英語で言葉を結びました。内田裕也さんは、今でも、ロックンロールしてることでしょう。 pic.twitter.com/jzgOQv0Vhw
— まりも (@skyunicorn0706) April 3, 2019
最後の部分は、
「安らかに眠るんじゃねぇ、(天国でも)ただロックンロールであれ!!」
といったニュアンスであるように個人的には受け取りました。
内田裕也さんのロック魂とともに愛も含まれた、とても素敵でかっこいい文章ですよね。。
内田裕也さんにピッタリの贈る言葉だと感じますが、どうやらNHK的にはNGなようで放送では省かれていたとのことです^^;
昨日の #内田裕也 さんのお別れの会の映像。
長女 #内田也哉子 さんの挨拶、最後の英語の冒頭を省いた #nhk 。
公共放送として役割をはたしていないのではないか #おはよう日本
— トチロー (@tochiro_o_yama) April 3, 2019
ここの英文を省いてしまうのは、せっかくの内田也哉子さんの謝辞(弔辞)が勿体ないですね…
実は崔洋一監督も弔辞の締めに「安らかに眠るな」という言葉を内田裕也さんに送っているんです。
通常であれば故人には「安らかにお眠りください」という言葉を贈るのが一般的ですが、やはり内田裕也さんに”安らかに眠る”のは似合わないと感じているのでしょう。
皆さんの内田裕也さんに対する愛情を感じますよね。
では、そんな内田也哉子さんの謝辞(弔辞)に対しする世間の反応も調べてみました!
内田也哉子の謝辞(弔辞)に対する世間の反応は?
内田也哉子さんが父・内田裕也さんのお別れ会にて披露した謝辞(弔辞)に対して世間ではどんな反応がされているのか、ネット上の実際の声をご覧ください。
内田也哉子さんの弔辞の言葉選びがなんかすごくて、圧倒された。すごい世界観だな。
— もりもと (@nakaccchi) April 3, 2019
内田裕也さんのロックンロール葬での内田也哉子さんの謝辞が
感情と才能が溢れて溢れてで
読んでいて引き込まれてしまった pic.twitter.com/71ucGj1sPV— yas (@yas70437766) April 3, 2019
内田裕也さんのお別れの会での
長女 内田也哉子さんの謝辞。
美しい言葉たちばかりで震える pic.twitter.com/C1UApSxIiD— MIYAMU (@muyamiyamu) April 4, 2019
内田也哉子は文章がうまく、頭の良さがうかがえる。樹木希林の葬儀の時も、内田裕也の時も素晴らしい挨拶でした。
— 亜矢 (@UQ9Fpy6radYSkV7) April 3, 2019
内田也哉子さんの弔辞スゴいな…美しい日本語、詩的な表現…小説書けそう
— yummy01 (@yummy0142908555) April 3, 2019
内田裕也さんのロックンロール葬での内田也哉子さんの弔辞が素敵すぎる件。さすがあの二人の血を継いでるだけある(・ω・)/ pic.twitter.com/4hHBe9c2Ox
— タツ兄 (@tengentatsunii) April 4, 2019
希林さんの時から思ってたけど、内田 也哉子さんの言葉すごい、かっこいい。
也哉子さんが実は一番ロックロールなのかも。希林さんと裕也さんの血を引いてるんだもんね。— ふうたろう (@fu_cyaro) April 3, 2019
娘・内田也哉子さんの無表情で淡々と語った弔辞。
未だかつてこれ程心を震わせる弔辞は聞いたことが無い。「安らかに眠ってんじゃねぇ!あの世でもロケンロール!!」#内田裕也
— The Stranger (@TheStranger_JP) April 3, 2019
このように、内田也哉子さんの言葉の選び方や文章力を絶賛する声が続出!
芸能人の方が読む弔辞はこれまでも話題となるこが多かったですが、その中でもこれほど人を惹きつけ、
「こんな弔辞(謝辞)聞いたことがない」
と反響を呼ぶことはなかったのではないでしょうか?
内田也哉子さんと同じくエッセイストの犬山紙子さんは、内田也哉子のさんのこの文章を読み
「自分が同じエッセイストと名乗ることが恥ずかしい」
とツイートされていましたよ。
もともとの文章力や言葉選びの才能・センスに加え、樹木希林さん・内田裕也さんというロックな両親の血を引いている内田也哉子さんだからこそ書ける弔辞(謝辞)という感じですよね!
さてこの素晴らしい弔辞(謝辞)にて内田也哉子さんの才能を目の当たりにすると、内田也哉子さんがこれまでに出版したエッセイ(本)が気になっているという方も多いのではないでしょうか?
そこで、続いては内田也哉子さんのオススメのエッセイ(本)についてご紹介していきましょう。
内田也哉子のエッセイ(本)のオススメは?
内田也哉子さんの謝辞(弔辞)を聞き、「内田也哉子さんのエッセイを読んでみたくなった」という声が多く上がっています。
葛藤や気づきや覚悟など、心の軌跡が伺える、よく練られた文章。彼女のエッセイを読んでみたくなった →内田也哉子「2人の遺伝子は次へと流転」/謝辞全文(日刊スポーツ) https://t.co/69Er5Uaarc
— Shoko Egawa (@amneris84) April 3, 2019
ほんと最近稀にみるかっこいい
女性だわ。
彼女のエッセイ読んでみたい
内田也哉子さん— ぱーる (@pearlpearlyo) April 4, 2019
内田也哉子の謝辞がかっこよくこれ以上になくご両親の魅力が伝わってくる。他の文章、エッセイを読んでみたくなった。
— ミナ (@Oo37oO) April 3, 2019
そんな内田也哉子さんが出版したエッセイがコチラ。
樹木希林さんが亡くなった後に執筆をした「9月1日 母からのバトン 」。
病室にいながら「死なないで、死なないで‥。今日は大勢の子供が自殺してしまう日なの」と言葉を詰まらせながらつぶやいた樹木希林さん。その言葉を聞いた内田也哉子さんが、樹木希林さんの想いを引き継ぎ、不登校の子供たちに関して取材を行い書き上げたものです。
クリック→9月1日 母からのバトン (一般書 250) [ 樹木 希林 ]
内田也哉子さんの文才やセンスが存分に発揮されている書籍をぜひご覧になってみてくださいね!
※在庫切れとなっている場合もあります。
最後に、内田也哉子さんのプロフィールをご紹介します。
内田也哉子のプロフィール
名前:内田 也哉子(うちだ ややこ)
生年月日:1976年2月11日
出身地: 東京都
職業:エッセイスト、女優 、歌手
配偶者:本木雅弘(1995年~)
著名な家族:父・内田裕也
母・樹木希林
長女・内田伽羅
内田也哉子謝辞(弔辞)全文は?英語の意味がかっこよすぎる!まとめ
内田也哉子謝辞(弔辞)全文は?英語の意味がかっこよすぎる!とい話題について調べてみましたが、いかがでしたか?
こんなに惹きつけられる弔辞(謝辞)を聞いたのは初めてだと、心震わされた方が多いと思います。
最後の英文も最高にロックでかっこいいですよね!
きっと内田裕也さんも天国で娘・也哉子さんからのメッセージを受け取り、「ロックンロール!」と微笑まれているのではないでしょうか?
これを機に、内田也哉子さんのエッセイを読む方が増えそうです^^
最後までご覧いただき、ありがとうございました。