野村萬斎がオリンピック演出の総合統括!業務内容や役割は?

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引用:https://img.cinematoday.jp


野村萬斎がオリンピック演出の総合統括!業務内容や役割は?と話題です。狂言師としてだけでなく、俳優や演出家としてもマルチに活躍している野村萬斎さん。この度、2020年東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の演出を務める総合統括に就任され注目を集めています。そこで今回は、野村萬斎がオリンピック演出の総合統括!業務内容や役割は?という話題について詳しく調べてみました!

野村萬斎が東京オリンピック演出の総合統括に就任!

野村萬斎さんが2020年東京オリンピック・パラリンピック開閉会式を演出する総合統括に就任することが、2018年7月30日に発表されました!

組織委の中井元チーフセレモニーオフィサーは野村萬斎さんを総合統括に任命した理由として、

「狂言、映画、舞台と伝統から現代まで幅広い見識がある。日本の文化は多様なのでそこの間口が広く、いろいろなことをやっていた方が良いと判断された」

引用:https://www.nikkansports.com

と語っています。

その他、五輪(オリンピック)統括には「ALLWAYS三丁目の夕日」「永遠の0」で知られる日本を代表する映画監督の山崎貴さん

パラリンピック統括には2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのハンドオーバーセレモニー(東京大会への引き継ぎ式)の演出チームとして活躍した広告クリエーティブディレクターの佐々木宏さん

という豪華な面々が就任。

<都内会見時の様子>

引用:https://i.daily.jp

つまり、オリンピックは野村萬斎さんと山崎貴さんが、そしてパラリンピックは野村萬斎さんと佐々木宏さんが中心となって具体的な演出企画を制作するということですね。

まさに、日本の和を幅広く表現することに長け、国を挙げた一大イベントである東京オリンピック・パラリンピックを演出するに相応しい方々だと言ってよいのではないでしょうか^^?

さらに東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げる開閉会式の演出には、野村萬斎さんらの他「東京五輪(オリンピック)・パラリンピック統括チーム」という豪華なチームも設置されているんです。

東京オリンピック・パラリンピック総合チームのメンバーは?

「東京五輪・パラリンピック総合チーム」には、

・歌手の椎名林檎さん
・演出振付家のMIKIKOさん
・大手広告会社電通のクリエーティブテクノロジスト菅野薫さん
・映画「君の名は。」などを手がけたプロデューサーの川村元気さん
・右下肢に障害があるクリエーティブプロデューサーの栗栖良依さん

が就任。

引用:https://www.nikkei.com

椎名林檎さん、MIKIKOさん、菅野薫さんの3人は、佐々木宏さんと同じくリオオリンピックの引き継ぎ式制作チームでしたね。

実は野村萬斎さんら統括陣も含めた8名は、2016年12月にオリンピック・パラリンピック開閉会式4式典の”総合プランニングチーム”に選ばれていたメンバーであり、各式典の具体演出を決める前に”起承転結”で4式典を貫く基本計画を練ってきていたんです。

組織委は当時「各式典の演出・監督はこの8人以外から選ぶ可能性がある」として他の演出家への調査も行ってきましたが、

「平昌大会の視察にも行ってもらった。(演出の)具体案も考えながら、基本プランを考えていた。それらが非常に結びついていた。この6カ月でずっと、本当に2020の式典について考えてくれた。現実的にここまで考えてくれている人はいない」

引用:https://www.nikkansports.com

と結局他の演出家を選ぶことはせず、引き続き全く同じメンバーの就任となりました。

確かに最強の布陣ですよね!

この「東京五輪・パラリンピック総合チーム」は、例えば総合統括の野村萬斎さんが

・オリンピックの式典の音楽分野については椎名林檎さんに助言を求める

・振り付け分野についてはMIKIKOさんに相談する

といったように相互に協力できる体制になっているとのこと。

さらには専門家を演出チームに招くことも可能であり、映像や音楽などを制作する実務スタッフを含めると全体で数百人規模のスタッフ数になる予定だといいますから、それのトップに立つ総合統括の野村萬斎さんの重要さ・重大さがよくわかりますよね。

ではそんな制作統括の具体的な業務内容を調べてみる前に、まずは野村萬斎さんの経歴についてご紹介していきましょう!

野村萬斎の経歴は?

野村萬斎さんといえば”狂言界の貴公子”と呼ばれ、人気の狂言師として活動する他、俳優として数々の映画やドラマなどでも活躍されていますよね。

そんな野村萬斎さんが初めて狂言の舞台に上がったのは「靱猿」の子猿役を演じた3歳の時。

4歳では「いろは」にて初めて台詞のある役を演じました。

幼少期から厳しい稽古を強いられてきた野村萬斎さんは成長するとともに”型にはめ込まれる”狂言を窮屈に感じるようになり、中学に入るとバスケットボール部に入部する他バンド活動を行い、「他とは違う」と思われないよう周りには家が狂言師の一族なのを黙っていたそうです。

さらに変声期になって声が出なくなると、より一層狂言に身が入らなくなった野村萬斎さん。

しかし17歳で演じた「三番叟」で狂言の面白さに目覚めると、伝統芸能家系に生まれた自分の立場を受け入れ、1994年に現在の名である”萬斎”を襲名しました。

野村萬斎さんは著作や舞台イベントなどで狂言の普及に努めるかたわら、日本伝統芸能と現代劇との融合を目指して「藪の中」「敦 -山月記・名人伝-」などといった舞台を演出して評価を得ており、重要無形文化財「能楽」保持者に認定されています。

また1985年に黒澤明監督作品「乱」にて俳優デビューすると

・大河ドラマ「花の乱」(1994年)
・連続テレビ小説「あぐり」(1997年)
・スペシャルドラマ「蒼天の夢」(2000年)
・映画「陰陽師」(2001年)

といった作品で端整な容姿独特の発声、気品ある物腰などで存在感を表し、知名度が上昇。

2003年からはNHK Eテレの子供向け番組「にほんごであそぼ」に放送開始時よりレギュラー出演し、大人だけでなく子供たちからも知られる存在となっていますよね。

それから現在まで狂言師としてだけでなく、実力派俳優として映画やドラマ、CMに出演する他舞台の演出も手掛けるなどマルチな才能で幅広く活躍しているのが野村萬斎さんなのです!

そんな日本の伝統芸能と現代劇に精通している野村萬斎さんが就任した”東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の総合統括”とは実際にどんなことをするのか、その役割についてもみていきましょう~。

野村萬斎が就任した総合統括の役割は?どんなことをするの?

野村萬斎さんが就任した「東京オリンピック・パラリンピック開閉会式演出の総合統括」とは、

・東京オリンピックの開会式
・東京オリンピックの閉会式
・東京パラリンピックの開会式
・東京パラリンピックの閉会式

4つの式典を一体のものとしてまとめていく役割があります。

例えば式典の進行や衣装を決めたり、具体的な演出企画を制作したり…などなど、オリンピックとパラリンピック各部門を全てまとめて調整していくわけですね。

簡単に言うと

山崎貴さん(オリンピック統括) → オリンピックの開閉会式に関するものをまとめる

佐々木宏さん(パラリンピック統括) → パラリンピックの開閉会式に関するものをまとめる

野村萬斎さん(総合統括) → オリンピック側・パラリンピック側をそれぞれ調整し、全て一体になるようまとめ上げる

といった感じでしょうか。

つまり野村萬斎さんはオリンピック側にもパラリンピック側にも携わり、常に調整してまとめていく役割というわけです。

全体で数百人規模になる予定のスタッフたちの頂点に立つのですから、非常に責任重大なポジションですよね。

一体どんな演出がなされるのか気になるところですが、野村萬斎さんは総合統括に就任した会見にてコンセプト目指すセレモニーの在り方について語られています。

キーワードは”鎮魂と再生”!

野村萬斎さんは2020年東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式に関して演出の詳細については明かさなかったものの、「鎮魂と再生」をコンセプトに「シンプルかつ和の精神に富んだ式典にしたい」と語っています。

「私自身が狂言という立ち位置から参画している部分があるので、鎮魂と再生であるとか、そういう部分が我々の芸能的な重要な部分でもあります。その精神を生かすことが、復興五輪にも意味があるのではないかということはチームの中で賛同いただいているところ」

https://www.huffingtonpost.jp

予算的なことはあるものの、何より”質を上げたい”と思っているという野村萬斎さんは、お金のこととは別の意味で「良質なる”日本の精神”にのっとった式典」を目指しているとのことでした。

実際にどのような演出にするのか尋ねられると、

”地球上のすべての生き物が、ある歴史を背負っていま現在というところにある”ということを、芸術的かつエンターテインメントとして言葉で説明せずになるべく見てわかるようなセレモニーにすることが任務。・伝統的な手法や発想がありながら、現代に生きる人々の印象に効果的に残るようなテクノロジーを含めて盛り上げていきたい。

と意気込みを表明。

なにやらとても壮大であり、日本の良さを感じられるものになりそうですね!

野村萬斎さんを筆頭にどんな開閉会式を演出してくれるのか2年後が非常に楽しみですが、世間の方々はこの野村萬斎さんの総合統括就任に対しどんな反応がされているのでしょうか?

実際の声を調べてみました!

野村萬斎の総合統括就任に対するネットの反応は?

野村萬斎さんが「東京オリンピック・パラリンピック開閉会式演出の総合統括」に就任したことに対するネットの反応はコチラです。

https://twitter.com/juju_mkw/status/1089464818782789632

https://twitter.com/Halo358/status/1023894962826436609

このようにネット上では、野村萬斎さんの就任に喜ぶ声・安心する声・期待を寄せる声が多く上がっていました。

世間の方々も納得の人選ということではないでしょうか?

2020年の東京オリンピック・パラリンピックがますます楽しみになりますね^^

大いに期待しましょう~!

最後に野村萬斎さんのプロフィールをご紹介します。

野村萬斎のプロフィール

名前:野村萬斎(のむら まんさい)
本名:野村 武司(のむら たけし)
生年月日:1966年4月5日
出身地:東京都
身長:174cm
血液型:B型
活動期間:1970年~

野村萬斎がオリンピック演出の総合統括!業務内容や役割は?まとめ

野村萬斎がオリンピック演出の総合統括!業務内容や役割は?という話題について調べてみましたが、いかがでしたか?
総合統括とは非常に重大で重要な役割だということ、そして野村萬斎さんが適任だということがわかりました。
最強の布陣で臨む東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式がどんな演出となるのか、今から楽しみですね!
野村萬斎さんの今後に注目していきましょう~!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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